日大レベルの進め方①

カリキュラム紹介

「清水の新政治攻略政治の仕組み時事現代社会対応」・「清水の新経済攻略経済理論と時事現代社会対応」

政治経済の実際のカリキュラムを紹介していきますが、最初に出てくるのは日大の入門です。政治経済をやったことがない人、高校受験でやったことがない人、そして本格的に受験にいきなり入るのは厳しいという人向けの教材として最初に出てくるのは東進ブックスの「清水の新政治攻略政治の仕組み時事現代社会対応」と「清水の新経済攻略経済理論と時事現代社会対応」の2冊です。基本この問題集は所々問題もありますが、メインとしては読み物です。そのため1週間に1冊を何回か読んでもらう感じでしょう。時間がかかったとしても2週間で1冊読み終えるぐらいのペースをしっかり身につけて、政治経済はこんなことをやるということをつかむ参考書です。この教材を使うことで少なくともセンターまでに必要なレベルは最低限の内容はおさえられ、政治経済を難しいと思っている人はハードルを下げることができるのではないでしょうか。実際に詳しくやっていくと本当に難しいですが、先におさえておく必要がある基本的な大筋というものはこれでおさえることができるでしょう。しかしこれは暗記として使う教材ではないので、読み込んで理解して暗記の準備をする形として使います。実際に政治経済は教科としてあまりやっておらず、テレビのニュースなどでは政治関連は見たことがない人、それから中学受験をやっていないため政治経済をしっかり勉強をしたことがない人でも、ここからやればやっていけるでしょう。目標としては2冊を1か月から1か月半くらいで終わらせるイメージです。

「蔭山センター政治経済」

上記の参考書が終わったもしくは学校で政治経済を一通り習ったことがある人が、受験レベルで始める場合最初に使う参考書は「蔭山センター政治経済」という講義用教材です。「面白いほど」シリーズの昔の作者ですが、「蔭山センター政治経済」という参考書自体は教科書ほど詳しいわけではありません。そのため面白くわかりやすく書かれている分、網羅性が高いわけではありません。用語が出てこないケースもありますので、その場合は語集や教科書、資料集等を使ってフォローをしていくことで大筋をおさえることができます。なのでわからない単語などがあったら資料集などで調べながらやるといいでしょう。

「共通テスト政治経済集中講義」

「蔭山センター政治経済」と同時並行で使うのが「共通テスト政治経済集中講義」という問題集です。基本的にはこの「集中講義」を完璧にするようにします。この問題集はとてもよくまとまっていて、やったことがある人はこれでいいですが、やったことがない人は難易度が高くて心が折れるかもしれません。本当に要点のみを載せているおり、1テーマについて用語の穴埋め、センター形式の問題、1問1答、そしてまとめページがあり、とてもコンパクトになっている教材で全部で50テーマあります。基本的にこれをやっていれば基礎はかなり丁寧に身につけることができるでしょう。この「共通テスト政治経済集中講義」が終わったら、「マーク式基礎問題集」の政治経済をやります。

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